大阪府吹田市の『JR岸辺駅』の〈南側〉と〈北側〉を自転車で移動できる地下道の説明です。
ごく近所の方ならば、そんな事ぐらいよくご存じだとは思いますが、私の様に、自宅から少し離れていて 、普段は家族が運転する車でJR岸辺駅界隈もたまには通ったりするけれど、ペーパードライバー故に、自力で自転車で行く時の為に、「自転車で通れる地下道を知っておきたい」と思われる方がおられたら参考にしてください。
JR岸辺駅の南側エリアには、大阪学院大学や阪急電鉄京都本線の正雀駅が有ります。
JR岸辺駅の北側エリアには、各々、元の場所から移転してきた“市立吹田市民病院”と“国立循環器病研究センター”が駅前に隣接しています。
現在のJR岸辺駅は橋上駅舎で2階に改札口が有ります。“南北自由通路”と呼ばれる跨線橋(こせんきょう=鉄道線路をまたぐ橋)は、エスカレーターとエレベーターが設置されたバリアフリー対応なので、車椅子やベビーカーの方も利用できます。
車やバイクでJR岸辺駅の南側エリアと北側エリアを移動する場合は、大阪学院大学の東側の道路を北へ進むと、JR岸辺駅のすぐそば(JR吹田駅寄り)に、JRの線路下をくぐる形で“車道の地下道トンネル”が有ります。
JR吹田駅からJR千里丘駅の間には、線路下をくぐる形の高架下道路がいくつか存在しますが、今回は、JR岸辺駅の両端に有る【自転車で通れる地下通路】2か所についての説明を書いておきます。
自転車で通れる地下道の出入り口について、北側エリアの出入り口は比較的わかりやすいのですが、南側エリアの出入り口は、知っていないと見つけにくいかもしれません。
【自転車で通れる地下通路】その1 ※岸辺駅南駅前広場~岸辺駅北交通広場
“車道の地下道トンネル”のすぐ隣(JR千里丘駅寄り)に有ります。
《線路の南側・地下通路出入り口》
交番のすぐそばです。歩行者用階段の両脇に自転車用のスロープが付いています。1本の長い階段で勾配は割と急です。自転車を押して上がるのは結構な力が要ります。
《線路の北側・地下通路出入り口》
歩行者用階段の両脇に自転車用のスロープが付いています。1本の長い階段ではなく途中で折り返しているので、勾配も南側の出入口よりは緩く感じます。
地上の出入口は、“南北自由通路”と呼ばれる跨線橋(こせんきょう=鉄道線路をまたぐ橋)の、吹田寄りの階段の隣に有り、外には下記の張り紙が掲示されていました。
【自転車で通れる地下通路】その2
JR岸辺駅南側の“南北自由通路”からは、JR千里丘駅寄りに少し外れた場所に有る駅前駐輪場の脇(JR千里丘駅寄り)に有ります。地下通路の南側出入り口付近からも、線路の向こうの北側に“国立循環器病研究センター”が見えています。
《線路の南側・地下通路出入り口》
なだらかな坂道になっていて、出入り口から地下通路に入る際も、地下通路から出る際も、自転車を降りずに普通に走行できます。
《線路の北側・地下通路出入り口》
地下通路の一番端には、左右に階段が設置されていて、歩行者用階段の両脇に自転車用のスロープが付いています。地下通路側から見て左側だけに、上り用の電動の自転車コンベアが付いています。
《線路の北側・地下通路出入り口》(地下通路側から見て右側に上がった出入り口。後の建物は、“国立循環器病研究センター”)
《線路の北側・地下通路出入り口》(地下通路側から見て左側に上がった出入り口。隣の建物は“国立循環器病研究センター”の角)