材料費ゼロにこだわった“古着リメイク”で、布ぞうり・スリッパ・ルームシューズを初めて作ってみました。きっかけは、新型コロナウィルスによる外出自粛期間中の暇つぶしの為の手芸です。全て私自身が手作りした物です。
布ぞうり
布ぞうり1作目
本を見ながらの初挑戦で、コツや原理を理解する為に練習のつもりで編みました。編み紐は、使い古したパーカーや巾着袋のコード紐が大量に有ったので、それを糸で繋いで編みました。
布ぞうり2作目
Tシャツを切ってTシャツヤーンにして編みました。着古したメンズのTシャツ2枚で、男性用の布ぞうり1足が出来上がりました。
布ぞうり2作目を未使用のままスリッパにリメイクしました
家族の要望で、鼻緒の草履よりスリッパの方がサッと履けるとの事で、
布ぞうりの鼻緒を取り外し、使い道の無かった小さなハギレを甲の部分に取り付けてスリッパに作り替えました。
底の裏側にはフェルトを縫い付けました。鼻緒の無いスリッパなので、底を、よりシッカリさせて歩きやすくする為です。
この布ぞうりを編んだ時に、芯紐(縦紐)は、材料費を抑える為に、市販のPPロープではなく、手持ちの布紐で代用した為、ぞうりの面全体のシッカリ感が、やや劣りました。
布ぞうり1作目もスリッパに作り替えました
布ぞうりの鼻緒を取り外して、チェックの綿のシャツの生地を甲の部分に取り付けました。私には、布ぞうりを履くタイミングが少なく、台所やリビングではスリッパの方が活用できそうです。
《使った感想》
最初は布ぞうりの作り方だったので当然ながら底の部分は編んでいるだけです。芯紐(縦紐)は、材料費を抑える為に、市販のPPロープではなく、手持ちの布紐で代用した分、ぞうりの面全体のシッカリ感に欠けるのですが、これは、パーカー等のコード紐で編んだので、紐が細い分、編む段数が多くて時間がかかりましたが、目が詰まっていて案外シッカリしていて、布ぞうりの時点でも歩きやすく、スリッパに作り替えてからも、底の裏側にフェルトなどを縫い付けなくても、リビング用のスリッパとしてフツーに使えました。階段の昇り降りもスタスタ歩けました。
※布ぞうりの作り方は、図書館で借りた本を見て習得しました。
布ぞうりは着古したTシャツをTシャツヤーンにして編めますし、いらない服の生地を紐状に切って編む事もできます。
鼻緒の作り方も色々あります。
私は履く機会がなく2足で終わりにしましたが、編むこと自体は大変楽しかったです。
スリッパ
ホテルのアメニティの不織布のスリッパを解体して型紙にしました
スリッパ1作目
使い道の無かった小さなハギレを表の面に使って、スリッパを手作りしました
古いトレーナーの袖でスリッパの底と甲の部分の土台を作り、底の部分には、いらないハギレや日本手拭いを何層にも重ね、フェルトも挟んでシッカリさせました。
スリッパ2作目
捨てるスカートやハギレを使いました。底の芯にはカットソーやトレーナーを何枚か入れています。
スリッパ3作目
柄物のハギレの残りを使い切ってスリッパを作りました。
底の裏側は捨てるGパンを使い、底の芯にはカットソーやトレーナーを何枚か入れています。
スリッパ4作目
カットソーの袖部分でスリッパを作りました
底の裏側はしっかりした生地の綿のパンツ、底の芯には捨てる服を数種類の素材を重ねて入れました。
スリッパ5作目
カットソーの生地や、ごく少しのハギレでスリッパを作りました。
底の裏側や底の芯には、今までと同じ様に、要らない服の生地を使っています。
スリッパ6作目
いらないチェックの綿シャツの生地でスリッパを作りました。
底の裏側はしっかりした生地の綿のパンツ、底の芯には捨てる服を数種類の素材を重ねて入れました。
※スリッパの作り方は、型紙を作ってから、縫い方は自分で考えました。底の部分は、いらない服を何層にも重ねて分厚くなる為、フチをバイアステープでくるむ方法以外を考案(?)しました。
スリッパは、いらない服の袖部分や、ごくわずかなハギレも活用でき、底の芯にも底の裏側にも、いらない服の生地が使えます。
底の芯はフニャフニャだと歩きにくいのでシッカリさせる為に、フェルトを入れると良いです。今後は、そのあたりを考慮し、全体的にもっと丁寧に作って、来客用のスリッパも手作りするつもりです。
ルームシューズ
ルームシューズ1作目
カットソーの身頃の生地を使ってルームシューズを作りました。
スリッパとは違い、底の芯が少なくて済むので、スリッパより手間がかかりません。
※ルームシューズの作り方は、図書館で借りた本を見て型紙を作り、縫い方に関しては、自己流のスリッパと同じ手順を取り入れたオリジナルの作り方です。
ルームシューズも、いらない服の生地だけで、十分それらしき物が出来上がります。
家中を動き回る主婦にとっては、使えるグッズだと思います。素材を変えれば、年中履けるアイテムなので、これからも作っていきたいです。