「余った刺繍糸は“糸印”に使う」のが私のオススメです。
刺繍糸で衣類につける糸印
家族の皆が持っている黒のロンティーやインナーシャツ。洗濯物をたたむ時、誰の物かさっぱりわかりません。
私は、襟ぐりの内側に、刺繍糸で糸印を付けています。
刺繍糸は6本取りのまま、穴の大きめの針に通し、布をひと針すくって、
生地に通った左右の刺繍糸を、二つ折りにした状態で、指で玉結びができる長さに調節してから糸を切ります。
合計12本取りをまとめて指で玉結びをし、ほどけない程度に短く切ります。
黒のオーバーパンツも、家族の分と見分けられる様に、自分の色を決めて糸印を付けます。
レギンスやタイツの場合は、前後の見分けがすぐに出来る事も利点です。
自分しか持っていないレギンスやタイツでも、前後がわかりにくい物には糸印を付けています。
大昔、私自身が幼稚園の頃、下着のパンツの前側に、母が糸印を付けてくれていました。(笑)
冠婚葬祭用の黒い紳士靴下にも、内側や一番上に、糸印を付けています。
家族の物との分別以外、近い身内のお通夜や告別式での着替えで、他の親族の物と間違わない様に糸印が有れば安心です。
喪服の黒ネクタイにも糸印を付けています。皆が同じ黒のネクタイなので、外したり更衣室で着替えたりした時に、自分の物がすぐに見分けができて困りません。
家庭内でも、家族間で間違わない様に、色の違う糸印を付けておけば安心です。
同じく、白のカッターシャツにも糸印を付けています。
冠婚葬祭の場の更衣室で自分の物をすぐに判別できる他、家庭内の保管においても、襟の内側に印刷された『首回り○○ゆき○○』のサイズ表示は、数回の洗濯で文字が薄くなって、誰のシャツかわからなくなるので、洗濯表示のタグに色の違う糸印を付けておけば安心です。
刺繍糸を紐として使い目印にする
裁縫箱の中に入れている糸切りバサミにも、探しやすい様に目立つ色の刺繍糸を結んでいます。
刺繍糸を紐として使い鈴を付ける
小さな鈴をカバンに付ける時に、刺繍糸を使っています。
古い絹糸を糸印に使う
台所用のタオルには糸印を付けています。
洗面所とは違って、お客さんの目には入らないので、洗面所では到底使えない様な使い倒したタオルでも、台所では使用しています。
台所では頻繁に手洗いをするので、糸印を付けた台所専用のタオルは他のタオルとは別でキッチンに山積みしておいて、
毎日、次々と何枚も使っています。
古い絹糸の使い道に困ったので、刺繍糸の代わりに絹糸も糸印に使っていますが、
針穴に二本まとめて糸を通し、それを(二つ折りにして)再び二本取りにしたら、その時点で4本、それでタオルを一針すくって、タオルに通った左右の糸を、また二つ折りにした状態で、合計8本。
指で玉結びができる長さに調節してから糸を切ります。
合計8本取りをまとめて指で玉結びをし、衣類の糸印ほどは短くなくても良いので、適当な長さで切ります。この作業で、古い絹糸もどんどん消費できます。
絹糸を紐として使い、鈴を付ける
針穴に二本まとめて糸を通し、それを(二つ折りにして)再び二本取りにしたら、その時点で4本、それを鈴の穴に通して、通った左右の糸を、また二つ折りにした状態で、合計8本。
好きな長さに調節してから糸を切ります。