物を捨てる前に修理して使い切る女子のリペア術

    新型コロナウィルスによる外出自粛期間中に、従来ならすぐに捨てていた物や、壊れたまま使っていた物を修理してみようと思ったのがきっかけです。

    今ある物で、使える物は徹底的に使い切る。新たに買うのは本当に必要な物だけ。

    物であふれた家の中を少しずつ片付けながら、使わない物は処分しながら、新たに物を増やさない生活を心がけたいと思っています。

    今後も、何かリペアする度に、新しい投稿をして更新していきたいと思っています。

    バッグをリペア

    ポーチの縫い目のほつれをリペア

    たまに使っているウエストポーチ。洗った記憶は無いのですが、底の縫い目の縫い代部分に貼られていたであろうテープが劣化してボロボロと剥がれ落ち、ポーチの中にゴミがたまる様になっていました。
    ポーチを裏返して見てみると、何か所か縫い代がほつれていました。ウエストポーチには主に、財布やスマホや鍵などの貴重品を入れる場合が多いので、縫い代の布端がどんどんほつれて縫い目が裂けてしまう前に、一番大切な底の部分の縫い代のほつれを早めに補修する事にしました。
    補修方法をいくつか考えたのですが、今回は、布端ギリギリにロックミシンをかけて、縫い代がほつれにくくなる様にしました。

     

    リュックのショルダーストラップをリペア

    旅行中にリュックに荷物をたくさん詰め込んでいたら、片側のショルダーストラップの上の部分の付け根がちぎれてしまいました。いつもなら、もう寿命だから捨てよう!となるのですが、色々持っているリュックの中でも、このリュックは薄手で小ぶりで重宝しており、何よりも、スキーを滑る時にお菓子を持ち歩くのに使っているので、頑張って修理してみる事にしました。
    修理前の写真は撮らなかったのですが、まず最初に、背中の部分の生地と表側の上部の部分の生地に挟まれて縫い付けてあるショルダーストラップ2本と、真ん中のピンク色の持ち手ベルトも一緒に、3つとも取り外す事から始めました。縫い目の上から不織布のテープで布端が覆われている形だったので、先に不織布の布の縫い目も解きましたが、不織布のテープを二つ折りにして挟んでいるだけで縫い目も荒かったので、簡単に解けました。生地とベルトの部分の縫い目も、リッパーで簡単に解くことができました。
    再度、縫い付ける時は、かなり頑丈に縫い付けました。縫い代部分が不織布のテープの二つ折りの幅の中に全然収まらないのを承知で、ベルトの先の部分は、長めに生地に挟み、生地の縫い代部分も大きめに取りました。まず、しつけ代わりに黒糸で手縫いし、その上からミシンで縫い、ちょっとやそっとでは、ちぎれない様にしました。
    不織布のテープで挟まれている縫い目をわざわざ解いて修理した事は殆どありませんでしたが、思いのほか簡単ですぐにできました。自分で頑丈に縫い付けたので納得でき、まだまだ長く使えそうで、とても満足しています。

    
    

    バッグの剥がれた部分をリペア

    前面のポケットに沿ってポリウレタン素材で縁取りされていた部分が剥がれていたのでリペアしました。
    手順
    ①糸をほどいて縁取り部分を取り除く
    ②切りっぱなし状態の布端を両面テープを貼って裏側にくるむ
    ③黒いリボンを縫い付けてくるむ
    ※黒いリボンと言っても、サテンのツルツルしたリボンではなく、処分したショップの紙袋の持ち手部分の紐で、リボンに似た幅広の紐です。幅広のサテンの黒いリボンも手元に有ったのですが、サテンのリボンは、糸で縫い付ける時に針の穴がブツブツ開きそうなので、針の穴が目立ちにくそうな紙袋の持ち手の紐を使いました。

    使いにくいフラップバッグのフラップ部分を取り除いて使いやすくリペア

    自転車移動の際に、仕事場と近所のスーパーに持って行く普段使いのバッグ。汚れたり破れたりしたら、次々と処分して、自分が持っている中で一番いらないバッグから順番に使っています。このショルダーバッグは、まあまあ物が入るので最近使い始めたのですが、フラップが付いていて、スーパーや銀行で財布を出し入れする時に手間なので、フラップ部分を取り除きました。数日間、その状態で使ってみましたが、取り外したフラップをバッグの後ろ面に手縫いで縫い付け、外ポケットとして、小さなハンカチや予備のマスク等を入れています。

    最初の形。フラップには、バックルまで付いていました。
    リッパーで縫い目をほどきました。

    フラップが無くなってメインファスナーが開けやすくなりました。

    カバンの後ろ面にフラップを手縫いで縫い付けました。

    ロゴ部分を取り除いてシンプルなバッグにリペア

    大きめな目立つロゴで、気持ち的に持ちにくいバッグ。形的には機能的で使いやすいので、思い切ってロゴ部分を取り除く事にしました。リッパーで縫い目をほどきました。

    内側に折り曲げられていた部分も取り外しました。

    黒い縫い目が途切れているので、最初は黒糸で丁寧に縫おうかとも思いましたが、両面テープで留め付けておしまいにしました。
    目立つロゴが無くなりシンプルなバッグになったので、今後は活用したいと思います。

    スキーブーツ用収納バッグをリペア

    スキーブーツの収納バッグの“テープアジャスターバックル”が割れていました。蓋カバー部分で、別に固定できなくても問題ないのですが、手持ちのバックルを探すと、カチッとはまって適合する物が有ったので交換しておきました。

    差し込み側のバックルの端が欠けていました。

    今までカバンを処分する時に、取り置きしていたプラスチックのバックル類。以前はもっと沢山有ったのですが、物を減らそうと思い立った時の勢いで大量に捨てたので、かなり減りました。たいしてかさ張らないのに、捨ててしまった事を少し後悔しました。

    形状は違うのに、カチッとはまる物が一つ見つかりました。

    やっぱり、“テープアジャスターバックル”で蓋カバーも固定されて良かったです。

    犬用キャリーバッグをリペア

    経年劣化で、肩紐がちぎれた犬用のキャリーバッグをリペアしました。

    取り置きしていた黒いベルトが有ったので、手縫いでしっかりと縫い付けました。

    横幅の両サイド側にショルダーベルトが1本だけの形状のバッグでしたが、長さ調節可能な手提げ型にしました。

    我が家の愛犬(チワワ)のお気に入りバッグで、ここに入っておけば外出時に置いて行かれる事は無いと思っているのか、部屋の中でも良く入っています。

    紐以外は不具合が無いので勿体無いので頑張って修理しました。

    縫い付けた糸は、8番のカタン糸です。

    旅行用キャリーカートをリペア

    3ヶ所の生地(たぶんポリウレタン素材の表面コーティング)がボロボロと剥がれていて見苦しかったので、それぞれリペアしました。普通なら、見た目だけで判断すれば捨てるレベルの剥がれ具合でした。

    ①上部の中央の持ち手部分

    ポリウレタン素材で持ち手の幅に沿って縁取りされていた部分が剥がれていたので、糸をほどいて縁取り部分を取り除いた後(カバン生地とプラスチック板の張り合わせの、端は切りっぱなし状態)に、ナイロン素材のリペアシートでくるみました。

    ②前面のポケットのファスナー部分

    ポリウレタン素材でファスナーに沿って縁取りされていた部分が剥がれていたので、糸をほどいて縁取り部分を取り除いた後(カバン生地とファスナーとの縫製の、端は切りっぱなし状態)に、サテンのリボンを縫い付けてくるみました。ソーイングで言えばバイアステープの使い方の一例です。

    ③前面ポケット一番下側部分

    ポリウレタン素材の生地に切り替えてあるデザインだったので、ポリウレタン素材の表面コーティングが、あちこち剥がれていて見苦しく、最初は両面テープで別の黒い生地を貼ろうと試みました。

    しかし、ウレタン素材の剥がれが、両面テープの接着面に引っ付くばかりで、接着面の機能が無くなってしましまいます。

    それなら全て先に剥がしてみようと思い、ガムテープを貼っては剥がしを全面に繰り返し、ボロボロだった全てのウレタン素材のコーティングを綺麗に剥がしてしまいました。

    その後、まだらに残った表面をプラスチックカード等でこそぎ落とし、濡れタオルで拭き取りました。そうすると、ポリウレタンコーティングが全て剥がれてスッキリしたので、上に別の生地を貼り付けないで、そのまま使う事にしました。

    ポリウレタンコーティングが剥がれていた時の画像は撮っていなかったのですが、3ヶ所リペアしたらきれいになったので、まだまだ使える様になりました。

     

     

    プラスチックの柄が割れた“眉ハサミ”をリペア

    プラスチックの柄が割れて握れなくなった“眉ハサミ”。定期的に使っているので新しい物に買い換えても良いのですが、引き出しに転がっていたリングをマスキングテープで留め付けてみました。カットするのは眉毛だけで負荷もかからないので、これで十分使えそうです。使えるうちは限界まで使いたいと思います。

    “足入れポケット付き毛布”を“こたつ用の敷マット”にリメイク

    真冬に、敷布団の足元部分に敷いて、足を入れて就寝する為の足元毛布。結局使わないので、分解して縫い直し、こたつ用の敷マットにリメイクしました。

     

     

    古い和装小物をリペア

    実家に有った古い和装小物。使い物にならない伸び切ったゴム部分や、変色した面ファスナーを取り除き、それぞれ自宅に有った幅広ゴムや面ファスナーに全て付け替えました。

    襟合わせがずれない様にする《コーリンベルト》&“おはしより”の下線を安定させる《伊達締》を兼ねた和装小物なので、浴衣を着る時にでも使いたいと思います。

    エコバッグを巾着袋にリメイク

    エコバッグを巾着袋にリメイク

    2作目

    レジ袋が有料になる前から何年も使っていたエコバッグが破れました。色も好きな色なので、捨てずに巾着袋にリメイクしました。

    旅行用の着替え入れに使いたいと思います。

    1作目

    生地だけは軽くて良い生地(レスポートサックを薄くした様な生地)なのに、柄が好みでは無く、ファスナー・ファスナーの両端部分・持ち手部分などに無駄な重さを感じ、使う機会の無かったエコバッグを巾着袋にリメイクしました。旅行の時の着替え入れに使いたいと思います。

    元の形です

    ファスナーの両端にスナップが付いていて、バッグのサイドのスナップに止められる形状です。

    裏はこんな感じで、持ち手の当て布が、ファスナー端と同じ様な合成皮革で、これも重い原因

    リッパーを使って糸を丁寧に解き、全ての付属品を外して1枚の布にしました。

    ロックミシンで端処理をした後、袋状に縫いました

    最初から付属していた収納袋はそのまま使います

    リメイクした巾着袋だけだと22gという軽さ!

    付属の収納袋と合わせても30gという軽さ!!処分せずにリメイクして良かったです。

    手提げカバンを巾着袋にリメイク

    既製品手提げカバンを大きめ巾着袋にリメイク

    数年前にリメイクした物ですが、使う場面のなかったノベルティー物の薄い手提げカバンの持ち手を切り落として、別の布地を継ぎ足し、大きめの巾着袋を作りました。旅行には必ず持って行きます。薄くて軽いので、着替えを入れたり、宿で大浴場に行く時に使ったり、かなり重宝しています。

    飾りを取ってシンプルにリメイク

    アップリケ付の買い物用キャリーカートを無地にお直し

    オバちゃんっぽいアップリケ付の買い物用キャリーカート。裁縫道具の“リッパー”を使って、アップリケを縫い付けていた糸をほどきました。

    リペア前。カワイイ様な?かなりビミョー。

    リペア後。これなら、重い物を買う時に使えそうです。